リサイクル後の素材例
シュレッダーダストには鉄やアルミなどの金属の他、プラスチックやレアメタル等の様々な資源が含まれています。
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ミックスメタル(非鉄金属)
アルミや銅等の非鉄金属は機械選別にて回収。ミックスメタルとして二次選別業者へ販売し、それぞれの金属毎にマテリアルリサイクルされています。
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プラスチック
自動車に使用されるポリプロピレンやポリエチレンのプラスチックは(バンパーや内装部品)主に手選別にて回収。洗浄粉砕してプラスチック成型メーカーへ販売し、マテリアルリサイクルさてれています。
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基板等
基板等は主に手選別で回収。精錬メーカーへ販売し、レアメタルや銅としてリサイクルされています。
シュレッダーダストとは?
(SR:Shredder Residue)
SRテクノが専門的に取り扱う「シュレッダーダスト」とは、廃自動車や家電などの工業製品を工業用シュレッダーで粉砕し、金属類を取り除いた後に残る少量の金属、プラスチック、ゴム、木くず、布、ガラス等の破片の混合物のことをいいます。
また、シュレッダーダストのうち、廃自動車由来のものをASR(Automobile Shredder Residue)と呼び、自動車リサイクル法のもと、自動車由来以外のSRと明確に区別されています。
シュレッダーダストは、埋立等の環境負荷低減のため、その処分方法が重要視されています。
シュレッダーダスト
リサイクル事業
施設紹介
シュレッダーダスト再生資源化工程
徹底した篩い分けと風力比重選別を行うことで後工程の選別効率を高めて金属やプラスチックを効率よく回収して再生資源化を進めている。
廃プラスチック破砕工程
シュレッダーダスト再生資源化工程で回収した廃プラスチックを細かく破砕し、石炭の代わりとなる燃料代替を生産している。
再生向けプラスチック破砕工程
シュレッダーダスト再生資源化工程で回収した硬質のプラスチックを洗浄・粉砕することで再生可能なプラスチックを生産している。